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サテライト・オペレーション:小松左京

小松左京さんのサテライト・オペレーションを読んだ。


小松左京さんの作品をいくつか挙げると、「日本沈没」とか「さよならジュピター」とか。
前者は最近、リメイク映画が公開されたよね。
「さよならジュピター」は、かなり好きな作品。
壮大なテーマと綿密な未来社会の描写が、すごく印象に残ってる。

これもいつか再読して、レビューしたいなー。

で、「サテライト・オペレーション」に話を戻すと、これは短編集なんだけど、1編目の「飢えた宇宙」のオチに腹が立って、表題作の「サテライト・オペレーション」まで読めなかった。
ちょっと時間おいてから、また読もう。
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  1. 2007/01/03(水) 21:34:46|
  2. 読書:小説
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乙一:GOTH リストカット事件 夜の章

修論書こうかとも思ったけど、だらだら過ごすことに決定。
大晦日にブックオフで買った、乙一さんのGOTH リストカット事件 夜の章を読んだ。
こーじ君(あの活字嫌いの)も読んだらしい。

乙一さんの作品を読むのはこれが初めて。
結構残酷な描写とかグロテスクな場面があるんだけど、あんまり嫌悪感を感じることはなかった(いいか悪いかは別として)。
平坦な表現が淡々と積み重なっている作者の文体と、主人公である二人の特異なキャラクターのせいなんだろうなー。
主人公たちが嫌悪感を感じてないから、読者の嫌悪感も薄れるんだろうね。

「記憶 Twins」は双子ものの王道。
オチは簡単に予想がつくんだけど、伏線の張り方が巧いと思った。
こういうミステリーの部分はあんまりメインじゃないんだろうけど。
ブックオフには「僕の章」が売ってなかったので、まだ読んでないけど、中古で売ってたら続きを読んでみようっと。
  1. 2007/01/02(火) 18:27:05|
  2. 読書:小説
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導きの星:小川一水

小川一水と出会った最初の作品。
全四巻のSF小説。
一言で言うと文明育成シミュレーション。



シビリゼーション・オブザーバー(外文明観察官)の辻本司が、アンドロイド3人と共に、火も知らないスワリス(リスとネズミの中間型生物みたいなもの)という種を育てていく物語。
シビリゼーション・オブザーバーとは、外文明の保護、育成、不接触という原則を守りつつ、文明を導くのがお仕事の人たちのこと。
ただでさえ一筋縄ではいかない仕事なのに、いろいろな謎と陰謀と事件が・・・

司の計画はなぜか失敗続き。
しかも、スワリスは人類の歴史をなぞるように発達していく。
その発達の速度も早すぎる。
部下のアンドロイド達も何かを隠しているような気が??
地球政府や星間流通企業も何か企んでいるし・・・
外文明支援計画の本当の意図はいったい何?

PSやPCのゲームのシヴィライゼーション(文明育成ゲーム)とかSim City(都市作成ゲーム)とかが好きな人は、間違いなくツボに来ると思う。

物語の構成要素として、ベタ・ネタ・オタ・メタがほどよく入り混じっていて、テンポ良く読めた。
なによりスワリスがかわいいので続きが気になる。

スワリス関連でいうと、スワリスの文化や歴史が書き込んであるので、物語に深みが出ていてイイ。
その中でも、特にスワリス言語が凝っていて、前歯が出てるから発音できない語があったり、諺がスワリスの生態や歴史に沿ったものだったりと結構楽しめる。
有名な和製SFの「星界の紋章」におけるアーヴ語のような感じ。

宇宙人は出てくるわロボットは出てくるわで、SF要素満載なんだけど、特に難しい概念や用語が出てくる訳ではないので、気楽に読めると思う。
いままでSFを読んだことがないっていう人も、SFの導入書としてどうぞ。
  1. 2006/12/01(金) 18:48:30|
  2. 読書:小説
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復活の地:小川一水

なんか急に読み返したくなったので、再読。
全三巻。
一言で言うと大震災被害からの復興シミュレーション。
一応くくりはSF。


序盤のあらすじを簡単に説明すると、惑星を統一したレンカ帝国に前代未聞の大地震が発生。
帝都は壊滅し、政府は崩壊。
50万人超の死者を出し、都市基盤から崩壊。
そんな帝都を、主人公の官僚セイオと皇族スミルを中心とした人物が復興していく物語。
皇族、政府、軍、一般市民、他民族、星外勢力など、様々な立場の人間の思惑が複雑に絡み合うなか発生する様々な事件。
ようやく大震災から立ち直ったと思ったら、なんと更なる悲劇に向かう衝撃の情報が・・・

読み応えは十分。
派手な戦闘とかはないんだけど、どのキャラも信念を持ってて、その信念を貫くために行動しているので、熱い!燃える!
でも、超人とか聖人がいるわけではなく、ある役職に携わる一個人が、組織や人脈をフルに使って、泥臭く、人知を超えた災害に立ち向かうところにカタルシスがある。

また、災害から様々なことを学び、困難を乗り越えていく成長物語でもある。
個人的には、愚かな官僚として書かれている都令のシンルージの成長っぷりが好き。
1巻では、慌てるだけの(むしろ事態を悪化させてイライラさせる)シンルージが、だんだん頼れるおっちゃんになっていくのは気持ちがいい。

出てくる団体の力関係や立ち場も、現実の何かしらとちらほら重なる部分があって面白い。
3巻巻末に記してある参考文献を見れば分かるけど、特に関東大震災と関連した状況がいくつかある。

あと、最終刊である三巻の発売のタイミングと2004年の新潟県中越地震がかぶってたのがすごく印象に残ってるなあ。

著者の小川一水さんは、作を重ねるごとに腕を上げているのが如実に分かる人なので、新刊が楽しみ。
過去作品の「導きの星」「第六大陸」もユニークでとても好きなので、いつか紹介したいあ。
  1. 2006/11/26(日) 22:46:25|
  2. 読書:小説
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